体の悪い父が風邪を引きました。風邪を引いたことで、悪かった足腰がまた動かなくなり
本人も元気を一段となくしてしまいました。母が私のところに来て涙を浮かべて
「あんな元気だった人が、別人みたいになっちゃったよ。」といっていました。2年前の
職場の旅行の写真を見つけ寂しそうに眺めていました。父と母は苦楽を共にしてきた戦友のような夫婦で今でも強い絆で結ばれていると私は思っています。その関係の大半を見てきた私は、それはそれはもの凄い荒波をあの二人だからこそ乗り越えてくることができたのだと思います。きっと生まれる前まえから何かの縁で繋がっていたごくまれな関係ではないかと思うくらいです。そんな相棒の元気のない顔を毎日見ている母にとってはこの上なく悲しいことなのだと思います。娘の私でも知りえない感情が母にはあるのだと。
今はとにかく父に早く元気になってもらいたいという気持ちでいるのです。動けるようになったら沖縄に二人で療養に行きたいといっていました。沖縄は父と母の大好きな思いでの場所なのです。
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