私はニューヨークから帰国してから、逆カルチャーショックでうつ状態になって、近くの総合病院の心療内科に通うことになりました。そして、心療内科での診察の他にカウンセリングも受けることになりました。カウンセラーは女性で明るい人でした。2週間に1回、1時間のカウンセリングでしたが、話をしていても、なかなか心の悩みを話すことができなくて、世間話をして終わりになってしまうことが多かったのです。日本の心療内科はまだまだ遅れていて、お薬をどんどん飲ませるようなところがあって、カウンセリングでも心が腫れることが少なくて、遅れているな、と思いました。
心の悩みを話せるようになるまでには、時間がかかるので、じっくりと通院することが大事だと思います。カウンセリングではニューヨークの話をすると多弁になって気持ちが良かったのですが、日本の生活の話になると言葉数が少なくなっていってしまいました。私はニューヨークにホームシックになっていたのでした。
心の悩みはなかなか話せません
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