私は、摂食障害で引きこもり状態になり精神科に通院していました。
精神科ではカウンセリングというのはなく診察して投薬するという短い流れ作業のような状態でした。
それを見かねた看護師さんから一枚の紙をもらいました。そこには、市の相談窓口のようなものが数件とグループセラピーの案内、個別相談の予約電話が記載されていました。
こういうのもいかもしれないと思い連絡してみるとグループセラピーを勧められて片道二時間半かけて参加してきました。同じ悩みを持つ15人くらいで丸く円を描くように椅子を並べて座り、順番に自分の話をしていきます。他の人は否定も肯定もせず黙って聞きます。突然泣いてしまう人もいました。参加者同士は友達になってはいけないらしく終われば挨拶もせず口も聞かずに帰って行きます。私には合わないように感じたのでその旨を伝えると個別相談を紹介されました。
保険師さんとの面談（カウンセリング）です。月に一回会って話をするだけなんですが、一年も通わないうちに私の過食の症状は軽減していったんです。
保健師さんは若い女性で、とても可愛らしい人でした。とても親身になってくれて仕事復帰した私をコッソリ覗きに来ていたそうです。

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